ハチの巣を駆除する3つのメリット

チの巣の駆除とは、文字通りハチが作った巣を取り除く作業のことで、再発を防ぐための処置も含まれます。

特にスズメバチの場合、その攻撃性から人身への被害を防ぐために非常に重要な作業となります。実際に、福岡県内でも毎年スズメバチによる被害が報告されています。

ハチの巣を駆除すると、次のようなメリットが得られます。

• メリット①：ハチに刺される危険を回避できる
• メリット②：巣が大きくなる前に対処できる
• メリット③：生活への影響を軽減できる

どうして早期の駆除が必要なのか、改めて理解を深めておきましょう。

メリット①：ハチに刺される危険を回避できる

ハチの巣が近くにあると、ハチに刺されるリスクが非常に高まるからです。

特にスズメバチは攻撃性が高く、巣を守るために人を襲うため、早期の対処が欠かせません。

ハチの巣駆除をすることで、このような危険を根本的に取り除くことができます。

メリット②：巣が大きくなる前に対処できる

ハチの巣は時間が経つにつれてどんどん大きくなり、それに伴ってハチの数も増えるからです。また、ハチの巣が大きくなるとハチの巣駆除もより危険で大変になります。

スズメバチの場合は危険度がさらに高まるのは言うまでもありません。

早期にハチの巣駆除することで、まだ巣が小さくハチの数も少ない段階で安全に対処できます。

メリット③：生活への影響を軽減できる

ハチの巣が家の軒先や庭など、生活圏に近い場所にできてしまうと、安心して外出したり庭で作業したりすることが難しくなるからです。

スズメバチを見かけたときは、なるべく刺激しないように近寄ることすらおすすめできません。

ハチの巣駆除をすることで、こうしたハチによる生活への影響をなくし、普段通りの生活を取り戻すことができます。

ハチの巣の駆除について

北九州市内でハチの巣を見つけたら、まずはそのハチがどんな種類なのか、そして巣がどのくらいの大きさでどこにあるのかを確認しましょう。

ハチの種類や巣の場所、状況によっては、ご自身で駆除できる場合と、プロの専門業者に依頼した方が安全なケースがあるからです。

ご自身の住宅の天井裏や屋根の軒先、玄関付近など、生活の中心となる場所やその周囲に巣がある場合は、速やかに専門サービスに連絡し、安全に除去してもらうことを強く推奨します。特にスズメバチの場合は非常に危険なので、自分で対処しようとせず、すぐに専門家に対応を相談しましょう。

原因がはっきりしない場合や、特殊な場所に巣がある場合も、無理せず専門家に任せるのが安心です。

プロに依頼すれば、適切な処理で納得のいく結果が得られ、安全な状態を維持できます。ご自身の安全のためにも、適切な判断を心がけましょう。

自分で駆除できる場合とは？

自分でハチの巣を駆除できるのは、限られた状況のみです。

具体的には、ハチの種類がおとなしい種類（ミツバチなど）で、巣がまだ作られ始めたばかりの非常に小さく（ゴルフボール程度）、そして巣のある場所が安全に作業できる手の届く低い場所にある場合です。

ただし、スズメバチやアシナガバチの場合は、巣が小さくても自分自身で駆除するのは危険が伴います。

特に住宅の天井裏や屋根の軒先、玄関付近など、人通りの多い場所や密閉された空間に巣がある場合は、予期せぬ出来事が起こる可能性があるため注意が必要です。

安全を確保するためには、少しでも不安を感じたら自分で対処しようとせず、専門家に相談することを検討してください。

専門業者に依頼すべき5つのケース

ハチの巣駆除は、状況によっては非常に危険を伴います。ご自身やご家族、近隣住民の安全を守るためにも、無理は禁物。

特に以下の5つのケースでは、プロの業者に依頼することを強くおすすめします。

• ハチの種類が『スズメバチ』のケース
• 巣の大きさが直径10cm以上ある
• 手の届きにくい場所や高い所に巣がある
• アナフィラキシーショックになる恐れがる
• スズメバチなどのハチ駆除に慣れていない

専門の知識と技術を持つプロなら、安全かつ確実にハチの巣駆除をしてくれるからです。

まずは業者に連絡して、ハチの巣の場所や状況を詳しく説明し、対応可能かどうかや料金について相談してみましょう。実際に、北九州市をはじめ福岡県内では、さまざまな場所でのハチの巣駆除の依頼がされています。

ハチの巣駆除が後手に回らないように、専門業者に依頼すべきケースについて把握しておきましょう。

①ハチの種類が『スズメバチ』のケース

ハチの種類がスズメバチである場合は、迷わず専門業者に依頼してください。

スズメバチは攻撃性が非常に高く、刺されると重篤なアレルギー反応（アナフィラキシーショック）を引き起こす可能性があるからです。素人が手を出すと、かえってスズメバチを刺激してしまい、大変危険です。場合によっては、死につながる危険性も。

ハチの巣駆除のプロであれば、スズメバチの生態を熟知しており、適切な装備と方法で安全に駆除を行ってくれます。

②巣の大きさが直径10cm以上ある

ハチの巣が直径10cm以上の大きさになっている場合も、専門業者に依頼することをおすすめします。

巣が大きくなっているということは、そこにいるハチの数もかなり多いと考えられるからです。また、ハチの数が多いほど、ハチの巣駆除の作業リスクは高まります。スズメバチならなおさらのこと。

ハチの巣駆除のプロであれば、たとえスズメバチの数が多い大きな巣でも、安全に効率よく駆除するノウハウを持っています。

③手の届きにくい場所や高い所に巣がある

ハチの巣が屋根の下や壁の高い場所、木の枝の先など、手の届きにくい場所や高所に作られている場合も、自分で駆除するのは危険です。

なぜなら、脚立を使ったり、不安定な場所で作業したりすると、転落などの事故につながる可能性があります。大怪我や死亡事故につながりかねませんので、決して無理は禁物です。

ハチの巣駆除のプロであれば、高所作業の経験や必要な道具を持っており、安全に巣に近づいて駆除することができます。

④アナフィラキシーショックになる恐れがる

過去にハチに刺されたことがあり、アレルギー体質である可能性がある場合は、アナフィラキシーショックを起こす恐れがあるため、自分で駆除することは絶対に避けてください。

アナフィラキシーショックは命にかかわる危険な状態だからです。また、凶暴で毒性が強いスズメバチの場合は、深刻な被害につながりかねません。

このようなケースもハチの巣駆除のプロであれば、、リスクを冒すことなく、安全にハチの巣を取り除いてもらえます。

⑤スズメバチなどのハチ駆除に慣れていない

スズメバチを含むハチの巣駆除の経験がなく、慣れていない人も専門業者への依頼をおすすめします。

そもそもハチの巣駆除には、専門的な知識と技術が必要です。スズメバチの危険性を考えると、決して慢心してはなりません。

どのような状況でハチが攻撃的になるか、どのように安全に作業を進めるかなどを知らないと、危険な目に遭う可能性が高まります。

ハチの巣駆除に不慣れな場合は無理をせず、プロに任せるのが最も安全で確実な方法です。

ハチの巣駆除を依頼するときの6つのポイント

ハチの巣駆除を専門業者に依頼する際には、次の6点を押さえておきましょう。

• ハチの種類を事前に伝える
• 対応エリアと出張費の有無を確認する
• 料金体系が明確かどうか確認する
• 保証・アフターサービスの有無を確認する
• 実績や口コミをチェックする
• 緊急対応してもらえるか確認する

これらを確認することで、安心して依頼できる信頼できる業者を選ぶことができます。

「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、すべてのポイントを把握しておきましょう。

①ハチの種類を事前に伝える

業者に連絡する際は、見つけたハチがスズメバチなのか、アシナガバチなのか、あるいはミツバチなのかなど、できるだけ正確にハチの種類を伝えるようにしましょう。

というのも、ハチの種類によって駆除の方法や危険性が異なるからです。事前に種類を伝えることで、業者は適切な準備をして対応してくれます。

もしハチの種類が分からない場合は、見た目の特徴などをくわしく説明すると良いでしょう。

②対応エリアと出張費の有無を確認する

依頼しようとしている業者が、お住まいの地域に対応しているか、事前に確認しておきましょう。

また、駆除費用とは別に出張費がかかるかどうかの確認もお忘れなく。

業者によっては、対応エリア外だと依頼できなかったり、北九州市から遠方の場合は高額な出張費が発生したりすることがあるため気をつけましょう。

③料金体系が明確かどうか確認する

料金体系が明確で、事前にきちんと説明してくれる業者を選びましょう。

見積りを依頼し、どのような作業にどれくらいの費用がかかるのか、追加料金が発生する可能性はあるのかなどをくわしく確認することが大切です。

わかりにくい料金体系の業者には注意が必要です。

また、見積りを説明してくれるスタッフの対応もチェックしておきましょう。親切・丁寧にわかりやすく説明してくれるほど、ハチの巣駆除などその後の対応も期待できるからです。

④保証・アフターサービスの有無を確認する

ハチの巣駆除後の保証やアフターサービスがあるかどうかも重要なポイントです。

もしもハチの巣を駆除した後に、再び同じ場所に巣ができてしまった場合など、無料で再駆除してもらえるかなどを確認しておくと安心です。

保証期間やサービス内容についてもくわしく聞いておきましょう。

⑤実績や口コミをチェックする

これまでのハチ駆除の実績や、実際にその業者を利用した人の口コミを参考にすることもおすすめです。

実績が多い業者や、口コミで良い評判が多い業者は、信頼できる可能性が高いと言えます。

福岡県北九州市のように人口が比較的多いエリアほど、業者の数は多くなります。つまり、利用者としての目利きが試されると言っても過言ではありません。

安心してハチの巣を駆除してもらうためにも、ウェブサイトなどで実績やお客様の声を確認してみましょう。

⑥緊急対応してもらえるか確認する

スズメバチなど危険なハチの巣で、すぐにでも駆除してもらいたい場合は、緊急対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

業者によっては、即日対応や夜間・休日対応をしてくれるところもあります。

緊急時の対応体制は、業者を選ぶ上で重要な要素の一つです。

当社も24時間・365日対応しております。早朝や深夜の電話ももちろんOK！福岡県北九州市なら最短10分で急行できますので、緊急時はぜひお気軽にご相談ください。

【便利屋と比較】ハチ駆除は専門業者がおすすめな3つの理由

ハチの巣駆除を依頼する場合、「専門業者と便利屋のどちらにお願いすればいいの？」と迷う方もいるでしょう。

しかし、特に危険性の高いスズメバチなどの駆除においては、専門業者に依頼することを強くおすすめします。

その理由は、以下のとおりです。

このような両者の大きな違いについて、深掘りして解説します。

• 理由①：ハチ駆除の技術や経験値が異なる
• 理由②：料金体系が異なる
• 理由③：想外のコストが発生するリスクがある

理由①：ハチ駆除の技術や経験値が異なる

専門業者はハチの生態や種類、駆除方法に関する深い知識と豊富な経験を持っています。

ハチの種類や巣の場所に応じた最適な駆除方法を選択し、安全かつ確実に作業を行います。

一方、便利屋はさまざまな依頼に対応するため、ハチ駆除に関する専門的な知識や経験が不足している場合があります。

特にスズメバチの場合、不適切な方法で駆除しようとすると、かえって事態を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

理由②：料金体系が異なる

専門業者はハチ駆除に特化しているため、明確な料金体系を提示していることが多いです。また、見積もり段階で作業内容とそれに伴う費用をくわしく説明してくれます。

もちろんすべてではありませんが、便利屋の場合、時間制の料金体系を採用していることが多く、作業に時間がかかると想定外に高額になってしまうケースがあります。

また、ハチ駆除に必要な特殊な道具や薬剤にかかる費用が別途請求される可能性も。

理由③：想外のコストが発生するリスクがある

便利屋にハチ駆除を依頼した場合、経験や知識不足から駆除に失敗したり、ハチを刺激してしまい追加の作業が必要になったりする可能性があります。

その結果、想定していなかった追加のコストが発生するリスクがあります。

専門業者であれば、一度の作業で適切にハチ駆除を完了させる確率が高く、結果的に費用を抑えられます。

【対策】便利屋の料金体系と保証内容を要チェック！

便利屋にハチ駆除を依頼する際は、事前に料金体系と保証内容を必ず確認してください。

時間制の料金の場合、おおよその作業時間と費用の上限を確認しておくことが重要です。また、もしもハチ駆除に失敗した場合や、駆除後に再び巣ができた場合の保証や再対応についてもくわしく聞いておきましょう。

口約束だけでなく、可能であれば書面で確認することが大切です。

ハチ駆除の費用相場と左右する5つの要素

ハチの巣駆除にかかる費用は、主に次の5つの要因によって変動します。

• ハチの種類
• 巣の大きさ
• ハチの巣の数
• 巣のある場所・高さ
• 駆除する時期

たとえば、スズメバチの駆除だと、5万円までに収まるケースがほとんどです。

とはいえ、見積もりを依頼する際には、総額でいくらくらいかかるのか、どのようなサービスが含まれているのかをしっかり確認し、納得したうえで依頼すること基本です。複数の業者から見積りを取り、価格を比較検討するのが良いでしょう。

それぞれの要素について、くわしく見ていきましょう。

①ハチの種類

もっとも費用に影響を与える要素の一つが、ハチの種類です。

特にスズメバチは攻撃性が高く、駆除作業に危険が伴うため、他のハチに比べて費用が高くなる傾向があります。

アシナガバチやミツバチは、スズメバチほどではないものの、種類によって駆除の難易度が異なります。

②巣の大きさ

巣の大きさも費用を左右する重要な要素です。

巣が大きければ大きいほど、中にいるハチの数も多くなり、駆除に時間や手間がかかります。

また、使用する薬剤の量も増えるため、費用が高くなる傾向があります。

③ハチの巣の数

敷地内に複数のハチの巣がある場合は、巣の数に応じて費用が加算されます。

一つの場所に複数の巣がある場合や、離れた場所にそれぞれ巣がある場合など、状況によって費用は異なりますが、巣の数が多いほど総額は高くなります。

④巣のある場所・高さ

巣が作られた場所や高さも費用に影響します。

たとえば、軒先や庭木など簡単に手が届く場所に巣がある場合は比較的安価ですが、屋根裏や壁の中、高所の木の枝など、作業が困難な場所にある場合は、特殊な機材や技術が必要となり、費用が高くなります。

ハチの巣駆除をするスタッフの安全確保の観点より、作業の危険度も考慮されます。

⑤駆除する時期

ハチの活動が活発になる時期（夏から秋にかけて）は、ハチの数が増え、巣も大きくなっていることが多いため、駆除費用が高くなる傾向があります。

反対に、ハチの活動が鈍くなる時期（冬場）は、比較的安価に駆除できる場合も。

ただし、スズメバチの種類によっては、活動時期が異なることもあります。発見次第、すぐに専門業者に相談することをおすすめします。

ハチ駆除を自治体で対応してもらえるケースとは？（地域によってバラバラ）

ハチ駆除に関する自治体の対応は、地域によって大きく異なります。

なお、北九州市役所では、以下のような対応は実施されておりません。 ・ハチの巣駆除 ・ハチ駆除にかかる費用の助成 ・特定の専門業者の紹介

このように福岡県内の自治体においても直接ハチの巣を駆除してくれるケースは少なく、多くは相談窓口の設置や情報提供、または駆除業者に関する案内などにとどまります。

では、提供される可能性があるサポートの種類について、解説していきます。

ハチ駆除の無料相談

多くの自治体では、ハチに関する無料相談窓口を設けています。ハチの種類や巣の状況を伝えれば、どのように対応すべきかアドバイスをもらえます。

自分で駆除できるかどうか判断に迷う場合や、安全な駆除方法について知りたい場合に役立ちます。

ハチ駆除業者の紹介

自治体によっては、信頼できるハチ駆除業者を紹介してくれる場合があります。

自分で業者を探すのが難しい場合や、悪質な業者に騙されないか心配な場合に便利です。ただし、紹介された業者に必ず依頼しなければならないわけではありません。

必要な道具（防護服など）のレンタル

ご自身でハチ駆除を行う場合に必要となる防護服などの道具を、自治体で貸し出している場合があります。

ただし、これはご自身で安全に駆除できると判断した場合に限ります。

危険なスズメバチなどの駆除には、専門的な装備と知識が必要なため、レンタル品だけで対応するのは危険です。

無料駆除

ごく一部の自治体では、特定の条件に当てはまる場合に限り、ハチの巣の無料駆除を行っていることがあります。

たとえば、公共の場所にできた巣や、高齢者や障がい者のみの世帯の場合など、条件は自治体によって異なります。お住まいの自治体のウェブサイトなどで確認してみましょう。

補助金制度でのサポート

自治体によっては、ハチの巣駆除にかかった費用の一部を補助する制度を設けている場合があります。

この制度を利用すれば、ハチ駆除にかかる費用を抑えることができます。

ただし、補助金の対象となるハチの種類や申請方法、補助金額には上限があるなど、いくつかの条件があります。

補助金の対象となるハチの種類

多くの自治体の補助金制度では、危険性の高いスズメバチやアシナガバチの駆除が対象となることが多いです。

比較的、危険度の少ないミツバチは対象外となる場合があります。補助金の対象となるハチの種類については、お住まいの自治体のホームページなどで確認しておきましょう。

補助金の申請方法と流れ

補助金の申請方法や流れは自治体によって異なりますが、一般的には、まず自治体の担当窓口に連絡し、補助金制度について相談・確認します。

その後、指定された申請書類を提出し、ハチ駆除が完了した後に領収書などを提出して補助金が交付されるという流れになります。

申請期間や必要書類についても事前に確認しておきましょう。

必見！ハチに刺された際の応急処置とは？

万が一、ハチに刺されてしまった場合は、迅速な応急処置が欠かせません。

適切な対応を行うことで、症状の悪化を防ぐことができます。深掘りして解説します。

刺された直後の対応

ハチに刺された直後は、まずは安全な場所に移動し、落ち着いて対応することが大切です。

刺された箇所から針が残っている場合は、ピンセットなどで静かに引き抜いてください。ただし、無理に押し出そうとすると毒液がさらに体内に入る可能性があるため注意が必要です。

次に、刺された箇所を流水でよく洗い流し、冷たいタオルや保冷剤などで冷やしてください。これにより、毒の広がりを遅らせ、痛みを和らげる効果があります。

医療機関での受診が必要なケース

ハチに刺された後、以下のような症状が見られる場合は、すぐに医療機関を受診してください。

• 全身にじんましんやかゆみが出る
• 息苦しさや呼吸困難を感じる
• めまいや立ちくらみがする
• 意識がもうろうとする
• 口の中や喉が腫れる

これらの症状は、アナフィラキシーショックなどの重篤なアレルギー反応の兆候である可能性があり危険だからです。

過去にハチに刺されてアレルギー反応が出たことがある人も、安全のため医療機関を受診することをおすすめします。

一回の刺傷でも、体質によっては重篤な症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。

主なハチの種類とその特徴

日本には様々な種類のハチが生息しており、それぞれ生態や活動、攻撃性が異なります。

ここでは、住宅周辺でよく見られる主なハチの種類とその特徴について解説します。

スズメバチ（危険度MAX）

スズメバチは、その高い攻撃性と強い毒性から、最も危険なハチとして知られています。特に夏から秋にかけて活動が活発になり、この時期は刺される危険性が高まります。

日本には以下のように、いくつかの種類がいます。

• オオスズメバチ
• キイロスズメバチ
• チャイロスズメバチ
• モンスズメバチ
• ツマグロスズメバチ
• コガタスズメバチ
• ヒメスズメバチ
• ツマアカスズメバチ
• クロスズメバチ

巣の大きさは種類や時期によって異なりますが、大きなものでは直径50cm以上になることも。スズメバチの巣を見つけたら、絶対に近づかず、専門業者に駆除を依頼しましょう。

スズメバチの生態とは？

スズメバチのコロニーは、通常1年で終わります。冬の間、新しい女王バチだけが朽ち木の中などに隠れて寒さをしのぎます。

春になって暖かくなると、女王バチは冬眠から覚めて活動を開始し、単独で巣作りを始めます。最初のうちは「徳利」のような形をした小さな巣を作ります。働きバチが羽化してくると、女王バチは産卵に専念し、働きバチが巣を大きくしていきます。

夏から秋にかけて働きバチの数が最も増え、巣も最大となり、大きい巣は直径50センチメートル以上になることも。この時期に新女王バチと雄バチが生まれます。

秋が深まり寒くなってくると、働きバチや雄バチは死んでしまい、新女王バチだけが生き残って越冬します。

一度使われた巣は翌年には使われず、古い巣に戻ってくることはありません。

スズメバチは攻撃性・毒性が強い！

スズメバチは非常に攻撃性が高く、毒性も強いため大変危険です。

特にオオスズメバチやキイロスズメバチは毒性が強く攻撃性が激しいうえに、山林だけでなく住宅街にもよく現れ、巣に10メートル以内に近づくだけで攻撃してくることがあるため注意しましょう。

スズメバチは巣を作る場所を選ばず、木の枝や崖、家屋の軒先のような開けた場所から、樹洞、家屋の壁の間、土の中など、様々な場所に巣を作ります。

特定外来生物である『ツマアカスズメバチ』には要注意！

福岡県内にお住まいの方は、特定外来生物に指定されているツマアカスズメバチに注意しましょう。

国内で定着しているのは長崎県対馬市とされていますが、定着してはいないものの福岡県内でも発見されています。北九州市でも油断はできません。

ツマアカスズメバチは在来のスズメバチほど人への影響は少ないとされていますが、他のスズメバチと同様に攻撃性が高いです。また、樹木の高い位置に巣を作ることが多く、比較的大きな巣を作る特徴があります。

ツマアカスズメバチの巣が大きくなる前に、見かけたときは早急に対処することを心がけましょう。

スズメバチの駆除はスピードが肝心！

スズメバチの巣は、時間が経つにつれてどんどん大きくなり、中のハチの数も増えていきます。

巣が大きくなればなるほど、駆除作業は危険になり、費用も高くなる傾向があります。そのため、スズメバチの巣を見つけたら、できるだけ早く専門業者に依頼して駆除してもらうことが肝心です。

早期発見・早期駆除が、被害を最小限に抑えるための鍵となります。

スズメバチに刺されないためにできること

スズメバチに刺されないためには、ハチを刺激しないことが最も重要です。

巣の近くで大声を出したり、振動を与えたり、石を投げたり棒で突いたりする行為は絶対にやめましょう。

一度刺激を受けると、スズメバチは非常に攻撃的になり、近づいただけで襲ってくることがあるからです。見かけてもそっとしておくのが賢明です。

また、スズメバチは黒い色に攻撃してくる性質があるため、屋外で活動する際は黒っぽい服装を避けるようにしましょう。香水や整髪料、虫除けスプレーなどの強い匂いもハチを刺激する原因となることがあるため注意が必要です。

特にキイロスズメバチやコガタスズメバチは住宅の近くに巣を作ることがあるため、玄関や人通りの多い場所の付近に巣がないか確認し、もし見つけたら早めにハチの巣駆除を検討してください。

福岡県北九州市においても、多数の駆除事例があります。見かけたときは細心の注意を払いましょう。

アシナガバチ

アシナガバチは、スズメバチと比較すると攻撃性は低いとされていますが、巣を刺激すると刺してくることがあります。

細長い体が特徴で、軒先やベランダなど、雨風をしのげる開けた場所にシャワーヘッドのような形の巣を作ります。スズメバチほど毒性は強くありませんが、刺されると強い痛みを感じます。

アシナガバチの女王バチは、木の隙間などで冬を越します。春先に活動を開始し、5月頃から巣作りを始めます。巣は露出した場所に作られることが多く、最初は小さなお椀を逆さにしたような形です。働きバチが生まれると、働きバチが中心となって巣を大きくしていき、女王バチは産卵に専念します。

6月頃には働きバチの活動が活発になり、巣房も大きくなります。8月下旬頃に巣は最大となり、雄バチと新しい女王バチが羽化してきます。9月から10月にかけて交尾を終えた新しい女王バチは越冬場所を探し、それ以外のハチは気温の低下とともに死んでしまいます。

比較的おとなしい性格で、巣に強い刺激を与えない限り、積極的に攻撃してくることは少ないです。

しかし、巣が通路や洗濯物を干す場所など、人の生活範囲にある場合は、意図せず巣を刺激してしまう可能性があり危険なため、ハチの巣駆除を検討する必要があるでしょう。

ミツバチ

ミツバチは一般的に温厚な性質で、こちらから刺激しなければ積極的に攻撃してくることは少ないハチです。しかし、巣を守るためには刺すことも。

ミツバチは集団で活動し、春から初夏にかけて新しい女王バチが誕生すると、古い女王バチが働きバチの半数ほどを引き連れて新しい巣を探しに移動する「分蜂（ぶんほう）」という行動が見られます。

この際、ミツバチが一時的に大きな塊を作る様子が見られることがありますが、これは新しい営巣場所が見つかるまで待機している状態であり、ほとんど攻撃性はありません。 しかし、むやみに刺激すると興奮して刺される危険があるため注意が必要です。

ミツバチは建物の屋根裏や床下、壁の中などに巣を作ることがあり、時間が経つにつれて巣が大きくなることがあります。 もし巣が維持できなくなると、貯められたハチミツが漏れ出し、他の害虫を引き寄せる原因となることがあります。

また、一度巣が作られた場所に再びミツバチが巣を作る可能性もあるため、巣を見つけたら早めに適切な対応を検討することが大切です。

ミツバチの働きバチの寿命は約1ヶ月から3ヶ月ですが、越冬期は半年ほど生き延びます。女王バチは2年から3年生き、毎日多くの卵を産んでコロニーを維持しています。

ハチに刺されないための5つの予防策

ハチに刺される被害を防ぐためには、日頃から予防策を講じることが大切です。

具体的には、以下のような対策を取りましょう。

これらの予防策を実践することで、ハチに刺されるリスクを減らすことができます。

• ハチを刺激しないようにする
• 黒い服装はなるべく避ける
• 飲食物を放置しない
• 定期的にハチの巣を確認する
• ハチの生態について理解しておく

もしハチの巣を見つけてしまった場合は、無理せず専門業者に相談するのが安全で確実な方法です。

①ハチを刺激しないようにする

ハチを刺激するような行動は避けましょう。

ハチが近くに飛んできても、手で払ったり、急な動きをしたりせず、静かにその場を離れるようにしましょう。

巣を見つけた場合は、絶対に近づいたり、振動を与えたりしないでください。また、大声を出すのも避けてください。

こういった行為は、ハチを攻撃的にする直接的な原因となるからです。

②黒い服装はなるべく避ける

服装にも注意が必要です。

特に、ハチは黒い色に反応しやすい性質があるため、屋外に出る際は白っぽい服を選ぶのがおすすめです。

また、香水やヘアスプレーなど、香りの強いものはハチを引き寄せる可能性があるため、使用を控えるか少量にしましょう。

③飲食物を放置しない

ジュースやアルコール飲料、果物などはハチを引き寄せやすいため、屋外で飲食するときは注意しましょう。

なぜなら、ハチは甘いものが大好きだからです。

飲みかけの缶やペットボトルは放置せず、きちんと蓋をするか片付けましょう。

④定期的にハチの巣を確認する

普段から周囲の状況に気を配っておきましょう。

自宅の周りでハチがよく飛んでいる場所があれば、近くに巣ができている可能性があるからです。

定期的に家の軒下や庭木などを確認し、巣がないかチェックすることも予防につながります。特にハチの活動が活発になる時期は注意が必要です。

⑤ハチの生態について理解しておく

ハチへの理解を深めることも、ハチに刺されるリスクを軽減できます。

というのも、ハチの種類によって活動時期や巣を作る場所が異なるからです。

たとえば、スズメバチは夏から秋にかけて活動が活発になり、場所によっては大きな巣を作るため、この時期は特に注意が必要です。

他にも、スズメバチとミツバチでは危険性がまったく異なるため、発見したときに取るべき行動も大きく変わってくれるでしょう。

それぞれのハチの生態を知っておくと、予防策を講じるうえで役立ちます。

よくあるご質問

電話をしてから、どのくらいの時間で調査に来てくれますか？

最短15分程度でお伺いできます。
お電話をいただいた際に、お客様宅への到着時間をお伝えいたします。

出張費は無料ですか？

はい、出張費は一切いただきません。

見積り後のキャンセルは可能ですか？

はい、可能です。
お見積りにご納得いただけない場合は、現地での無料キャンセルに対応いたします。

現金の持ち合わせがないのですが、クレジットカード払いはできますか？

はい、可能です。
各種クレジットカード、後日振込でのお支払いが可能です。

平日以外に、夜や休日でも調査や作業してもらうことはできますか？

はい。土日・祝日・夜間いつもで24時間対応しております。
蜂は命を脅かす危険がありますので、早期の対応が必要です。そのため、どんな時間にでも対応させていただきます。平日にお仕事をされているお客様は、夜間や休日をご予約ください。

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屋号	北九州蜂の巣駆除センター
運営会社	株式会社アスリンク
住所	〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番2号ParkFront博多駅前1丁目5F-B
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